クラウドファンディング
みなさんは「クラウドファンディング」に参加したことはありますか?
クラウドファンディングはインターネットを通じて「目的達成のために必要なお金」を集める仕組みです。
私はある大会を応援するための購入型クラウドファンディングに数回参加したことがあるんですが、
クラウドファンディングにもいくつか種類があって
- 購入型:支援者はお金を出し、そのお礼(商品やサービスなどのリターン)を受け取る
- 寄付型:見返りを求めず、社会貢献や支援を目的に寄付。(神社の修繕とか…)
- 投資型:出資した人が、利益の分配や株式などを受け取る
- 融資型(ソーシャルレンディング):お金を貸し、利息とともに返済を受ける
などがあります。
マクアケのクラウドファンディング
マクアケは主に「購入型」のクラファン(クラウドファンディング)で
大手が作れないニッチな商品だけど絶対便利!とか
夢はあるけど大衆向けじゃない!とか
アイデアはあるけどお金がない!など
そういった新製品を世に送り出したい人が利用する、
新製品応援プラットフォーム!を運営する企業です。
例えばこんな製品…
過去に目標達成して商品化したものだと
⭐︎面白い形の保冷バッグ

保冷バッグなんて、スーパーで購入した真四角で色気のないものを使ってきましたけど、不満があるほど愛情もありませんでした。
これまで「まあこんなもんか」と思ってきたような、ちょっとした不便を解決してくれてるのがアツい。そしてニッチ。
いまやってる応援購入ものだと↓このあたり
⭐︎ほぼデニム、でもタオル(今治タオル×デニム)

おしゃれなデニム地タオル!これは見たことない!
地方産業や国産技術にスポットライトが当たる感じがクラファンの魅力。
こちらは目標達成しなくても購入できるタイプのクラウドファンディングで、買えば応援に直結します。
いいなぁ〜と思うのは
・地方産業の掘り起こしやPRになる
・どれだけニーズがあるのか確認できる
需要の強さを数字を持って証明できるのは強い。
これだけでも、企業がマクアケのクラファンを利用するメリットは大きいだろうと思います。
「昔からコツコツやってるだけだから今更、、」としぼんでた地方産業にスポットライトが当たるきっかけになったり、
新規事業考えろって上長に言われて提案したのに
「そんなの売れない!予算もない!」とか言われておしまい、みたいなことにもならない。
そして購入した人は嬉しい気持ちでいっぱい。マクアケも取扱高伸びてハッピー。三方よし!
やや気になるのは
会員数は340万人。私はまだマクアケを利用したことがないのですが、
購入者がどうやってタッチしてくるのかが気になるところ。
SNSで素敵な商品だな〜と思ってクリックしてマクアケに飛ぶ、なんてことは何度かありましたが、なんとなく購入までのハードルは高く感じる。
欲しいと思った時にすぐ届かない、これに慣れてないのはあるかもしれません。
ただ、趣味や好みがどんどん細分化して、自分好みのものを自ら作る文化もでできて、それを広めるインフルエンサーもいて、、という世の中の流れ的に
かゆいところに手が届く、消費者のツボをつく尖った製品が、よりキャッチーになっていきそうな気はします。
マクアケにアクセスするユニークユーザー数(※アクセスした人数)は
3ヶ月で1000万人。
ちなみに雑貨系や家電に強い雑誌でお馴染みのMonoMaxは最近月間のPVが1000万超だったようです。
純粋な人数であるユニークユーザー数との比較は難しいですが、
ここからさらに雑誌みたいな感覚でマクアケにアクセスするユーザーが増えると、もっと大きなうねりになりそうですね。
実際に業績はどうなのか
2026.9月期 3Q決算
(2026年9月までの1年間の成績を4回に分け、一番最近発表されたのは2026.7/28の3回目)
3Q(4月〜6月の成績)をみると
⭐︎3ヶ月間における取扱高は過去最高
⭐︎3ヶ月間における売上も過去最高
一年前との比較だと
取扱高は+27% 売上高は+22% 二桁の成長パワー!
ただし、今回の取扱高が一年前と比べて30%も伸びたのは「歴代最高プロジェクト」があったことも理由だそうで
集まったその額、なんと9億円!!!!
4K画質 家庭用プロジェクター

8300人を超えるサポーターが応援購入📣したようです。すごー
不思議なのは、これだけ売れる魅力があっても、マクアケスタートを選んだこと。
予算の問題はもちろんあるでしょうけど、普通に新商品として発売するより、マクアケを利用した方が注目もされるし、売れないリスクも抑えてスタートできるっていうことなんでしょうね。
プロジェクトチームの活動の様子などもブログみたいに見られるので、心の距離が近い購入体験はユーザーにとっても、なんか良いですよね。
プロジェクト件数×プロジェクト単価
実際本当に企業に支持されてるの?に関しては、ひとまず足元の最高益がその証拠ではある。
ここ数年のプロジェクト件数自体は落ち着いているものの、
ひとつあたりの単価が高くなってきているため取扱高、売上高は最高額。
・強みのAIガジェット/高機能家電が伸長
・大手ナショナルブランドの新規事業への活用が定着
取扱い件数が伸びないのはどうなんだろうとは感じつつも
マクアケでスタートすれば安心して尖った商品も作れる!というのは、大企業であっても利用するメリットがあるし、さらに拡大していきそうな気もする。
購入の確約をとった状態で販売できる
小売店に直接卸しづらいようなものも、先に販売実績を作れるのは、販路拡大するときの大きなPRになりますよね。
3Q(4-6月期)にスタートした大企業ものだと
・NTTドコモ:備える充電器
・ミズノ:eスポーツ向けチェア
・ロゴス:アウトドア用リラックスチェア
社内の誰かを納得させるために、もっと予算つけてもらうために..といった
企業内部でのPRも大事ですもんね。
そして、こうした販売実績の積み重ねで、
マクアケ側にも「何が、どう、売れるのか」というデータも蓄積されていくわけで…
データ活用×企画立案×デビューサポート
生活者の本音に近いところで販売実績を作っていくECサイトだからこそ、特徴のあるデータがたくさん取れるようです。
顧客起点での商品企画やプロモーション戦略の設計の支援ができる。
生の声、本当のニーズ、売れる鉄則、、みたいなデータやノウハウが山のように積み上がり続けるというのは、大きな資産。
マクアケ インサイト
マクアケインサイトというサービスでは、購買/行動データの分析をしてくれるそうです。
・ニーズ検証アンケート
・振り返りアンケート
・生活者N1アンケート(1人に直接インタビュー)などなど
膨大な販売データ&戦略データから「もっとこうしたら」という提案してくれるのは心強い。
いざ分析してみたら「想定と違う層に需要があった!」というのはよく起こることのようで、
実際にマクアケインサイトを導入した「小岩井乳業」は、新商品のターゲットから見直すことに。

自社の製品にひたむきに向き合い続けてると、意外な見落としは生じてしまうものかもしれないですね。
自分のいいところ人に聞いた時に「え?そこ?」みたいな返事返ってきたりしますもんね。
こういった場面でもマクアケは「社内を納得させるためのツール」として大きな役割を果たしているんだと感じました。
第三者に入ってもらうことで、ちょっとだけパワーバランス変わってすんなり進んだり。あるあるですよね。
クラファンはもちろん事業の柱、ベースではあると思うんですが、解析、分析、提案、、このあたりがすごく強みになっていきそうだと感じました。
生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がる
マクアケのビジョン。
「きっと世の中の役にたつ」「きっとたくさんの人に愛される」そんなアイデアたちの背中を押すマクアケ。
ストアや物流のサポートもやってますが、こちらはおいおい調べ直します
クラファン眺めているだけでも面白いので、日常の小ネタ収集にもぜひ〜
2026.9.4
株価 1007円
PER 17.3倍
PBR 2.1倍
9月1日に上方修正(当初発表していた成績よりよかったため)
売上高:54億円→58億5000万円(予想より8%上振れ)
経常利益:6億7000万~8億円→8億6000万円(予想幅の上限+6000万)
